論語とコンピュータ(読み書きそろばん)

ちょっとずつ読んで、書いてみる

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「岩波国語辞典 第八版」P1030

タレントのビートたけしさんの乗る車が、つるはしを持った男に襲われた。 というニュースをみて、不謹慎だろうが何だろうが、鬼瓦権蔵を思い浮かべてしまった。 鬼瓦権蔵というのは、ビートたけしさんのギャグでこういうものだ。 ja.wikipedia.org 記憶だけ…

「新訂 字訓 [普及版] 白川静 平凡社」 P38

急に万葉集を引いていて、なんだろうかと思われていると思う。 字訓では用例に万葉集がよくひかれている。それだけのことである。 「あい」というのは、「あいだ」の項によると、 国語においても「あひ」は「相對するもの」で重要な緊張した関係を意味する語…

「角川 新字源 改訂新版」P20

「不夜城」「ふやじょう」1漢代、東來郡(山東省の地)に造られた城の名。夜も太陽が出たから名づけられたという。 2夜でも昼間のように明るいところ。 馳星周の「不夜城」という小説があったように思う。 中国系のマフィアがたくさん出てくる小説だったが…

「岩波国語辞典 第八版」P1087 「岩波文庫 菜根譚」P25

道徳に棲守する者は、一時に寂寞たり。権勢に依阿する者は、万古に凄涼たり。達人は物外の物を観、身後の身を思う。むしろ一時の寂寞を受くるも、万古の凄涼を取ることなかれ。 人生に処して、真実をすみかとして守り抜く者は、往々、一時的に不遇で寂しい境…

「岩波国語辞典 第八版」P6

「あいろ」「文色」ものの区別。けじめ。「――がつかぬ」 すでに古風とある。たしかに「文色がつかぬ」などと、言われたり、書いてあっても、まぁわからない。 文色は、いったいどこから来たのだろうか?なぜ、文なのだろう。 「あや」「文」1物の表面に現れ…

「岩波国語辞典 第八版」P5

あいどく「愛読」好んで読むこと。 元来、繰り返しそれを読むほどまでに気に入っている場合に使う。だから「東海道の古地図をーーする」のようにも使える。 なるほど。すると時刻表を愛読するというような感じでも使われることがあるのだろうか?地図を読む…

「岩波国語辞典 第八版」P35 P1613  

どうも自分では当たり前だと思っていた言葉を全く違うような意味で使われて、困ってしまうことがある。 「おもむろに」を「いきなり」とか「急に」 の意味で使ったり、 「夜な夜な」を「夜遅くまで」 の意味で使ったりされることである。 おそらく 「やおら…

「新訂 字訓 [普及版] 白川静 平凡社」 P20

あし「足、脚」両足、歩行するもの。腿から下の全体をいう。「あ」という時もあり、多くは下に体言を続けて用いる。それが古語であった。わが国の身体語には目、耳、面、手など一音節の語が多い。 信濃路は今の墾道刈株に案思踏ましなむ履はけわが背[万3399…

「新訂 字訓 [普及版] 白川静 平凡社」 P19

あさる「漁、捜、求食」 鳥獣などが餌をさがし求める。転じて欲するものを探し求めることをいう。「淺す」と関係のある語であろうと思われる。水が退いて浅くなったところで、魚や貝をとることをいう。「あさり」は名詞形。 ぬばたまの夜は明けぬらし多麻の…

「角川 新字源 改訂新版」P19

「不肖」ふしょう 1 かしこくない。おろか。父祖に似ないの意。 2 子が親の喪に服しているときの自称 3 謙遜の自称 昔、不肖なんとか とか自称しているライターがいたような記憶がある。 高校生くらいの時に図書室においてあるサブカル的な雑誌か政治的な…