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2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「論語の話」 吉川幸次郎 第21回

第21回 天を怨まず、人をとがめず ・56-68才まで、さまよった。 ・弟子とともに困難にあっても互いに見捨てなかった。 ・困難には、政治家に囲まれる、敵対する者に批評される などがあった。 ・他方、市民から哀れに思われ同情されたり、支持者もいた。 ・…

「論語の話」 吉川幸次郎 第20回

第二十回 徳と好色 ・前回の「徳を好むこと、色を好む如くする者を見ざるなり」が、史記によるように霊公の夫人の南子に発せられたかは別として、「巧言令色鮮なし仁」と同じように初めの方と後の方に二回出てくる。 ・孔子が色をどう考えていたのか興味深い…

宮崎駿「君たちはどう生きるか」 ーボケ老人は生成系AIの夢を見るかー

話題の?宮崎駿監督作品を観てきた。 私にとって、このブログで過去に紹介してきた作品のいずれをも上回るクソ映画であった。 これは生成系AIに過去の宮崎駿作品を読み込ませ、 「もう、会社をたたみたい。人生の最後の作品としての新作をつくって」 と指示…

「論語の話」 吉川幸次郎 第19回

第19回 放浪遊歴時代(二) ・56才から70才まで、放浪した。 ・喪家の狗と言われたり、自らも水牛でもないトラでもないのに荒野をウロウロする。といったりしたほど。 ・「売れたい」ということを何度も・・・「死ぬまでに称せられる名が欲しい」「売れるものは…

「論語の話」 吉川幸次郎 第18回

第十八回 放浪遊歴時代(1) ・顔淵と子路。「これを用うれば則ち行ない、これを舎(す)つれば則ち蔵(かく)る、ただ我と汝と是れ有るかな」と顔淵をほめ、「暴虎馮河、死して悔い無き者は、吾、与せざるなり」と子路をたしなめた孔子だが、誰も理想を実…

世界的投資家は再生可能エネルギーについてどう考えるか(2023年BRK株主総会より)

2023年の株主総会で、投資家のウォーレンバフェットは再生可能エネルギーについて以下のように バフェット ・過去にBRKはミッドアメリカンという再生可能エネルギーの会社を買収し、今はバークシャーハサウェイエナジと呼ばれている。 ・国によって政策は異…

「論語の話」 吉川幸次郎 第17回 

第十七回 「義を見てせざるは勇無きなり」 ・史記によると孔子は朝廷にいる間に、少なくとも二人殺した。 論語にはこういうことは書いていないし、不愉快。信じたくない。 ・そもそも論語には、「悪い奴全部殺してしまえば、良い政治ができる?」ときかれ、 …