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「岩波国語辞典 第八版」P1030

タレントのビートたけしさんの乗る車が、つるはしを持った男に襲われた。

というニュースをみて、不謹慎だろうが何だろうが、鬼瓦権蔵を思い浮かべてしまった。

 

鬼瓦権蔵というのは、ビートたけしさんのギャグでこういうものだ。

ja.wikipedia.org

 

記憶だけが頼りでもうしわけないが、鬼瓦権蔵は、おそらくつるはしは持っていなかったと思う。

この珍妙な名前の道具はどういう由来なのかを調べてみた。

 

つるはし「鶴嘴」 形土地を掘りおこすのに使う道具。長い柄の先に両端または一端がとがった鉄製の刃を柄と直角につけたもの→鶴のくちばしのようであることから言う。

 

私はそれほど鶴を見たことがないし、鶴のくちばしだけに注目して関心を持ったことがないからわからないので画像検索してみてみてもピンとこないが、にているのだろう。

 

昔の人はよくその辺に鶴がいるのをみたのだろうか。祖母が昔、都心の上空を鶴が飛んでいるのを見たと言っており、皆が否定していたのをどういうわけだか思い出す。

現代に生きている多くの人の心には鶴はいないけれど、この言葉ができたころの日本人の心には鶴のイメージがくっきりと見えていたのだろう。