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2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「論語の話」吉川幸次郎 第8回

孔子を取り巻く世の乱れ(1) ・論語の魅力のひとつはことばの強さ。 ・発憤忘食、楽以忘憂、不知老之将至云爾 ・人格の偉大さとともに、世界の現実がみにくかった。 ・斉の景公の先代の不倫下剋上スキャンダルと下手人の謀略失敗による自殺 ・外国勢力 陳…

「論語の話」 吉川幸次郎 第7回

第7回 「論語」は封建的な書物か ・「君君たれ、臣臣たれ、父父たれ、子子たれ」の続き。日本では「君、君たらずとも、臣は臣たらざるべからず、父、父たらずとも子は子たらざるべからず」というが、中国的ではないし、日本発祥ではないかと考えていた。 ・…

論語の話 吉川幸次郎 第6回

第6回 斉の景公との対話 ・司馬遷は列伝でなく世家、大名家の歴史に孔子の歴史を記載した。 ・30代半ばで音楽にあって感動して...と共に記載あるのは ・景公の話。在位は長いが凡庸な君主。 4000の馬がいたが死んだとき誰も褒めなかった。 伯夷叔斉は飢え死…

二つ星の料理人 Burnt

腕は一流だがトラブルメーカーな料理人アダムの成長物語。 なのか? たぶん、料理の演技は上手なのかもしれない。 あまりあんな風に怒鳴っているのがみえるレストランでは食事をしたいと思わないが。 ミシュランの調査員がそっとフォークを床に置くとか、水…

「論語の話」吉川幸次郎 第5回

第5回 「三十にして立つ」 孔子の青年時代について解説がはじまる ・10歳の時に、総理大臣である子産が学者が政治批判をするので大学をつぶせといった側近然明に、良いところは取ればいいし、悪いのは改めようと言ったのを、「ほかの人が子産を仁でないと言…

the firm

トム・クルーズ主演の1993年映画。 【概要】 ハーバードロースクールを首席で卒業した主人公は、都会の大手よりも好待遇なメンフィスの事務所に勤めるが、事務所には裏の顔があり、FBIとマフィアにはさまれた主人公は・・・ 【小言】 法廷での証言や、証拠の…

「論語の話」吉川幸次郎 第4回

第4回 十有五にして学に志す ・孔子の出生伝説、怪力乱神を語らずというのにこんな説さえも出てしまうほど。 ・恵まれない環境ではあったが若い頃からとても優秀であった。 小言 3回の続きである。