読む/書く

ちょっとずつ読んで、書いてみる

2021-09-02から1日間の記事一覧

「岩波国語辞典 第八版」P35 P1613  

どうも自分では当たり前だと思っていた言葉を全く違うような意味で使われて、困ってしまうことがある。 「おもむろに」を「いきなり」とか「急に」 の意味で使ったり、 「夜な夜な」を「夜遅くまで」 の意味で使ったりされることである。 おそらく 「やおら…

「新訂 字訓 [普及版] 白川静 平凡社」 P20

あし「足、脚」両足、歩行するもの。腿から下の全体をいう。「あ」という時もあり、多くは下に体言を続けて用いる。それが古語であった。わが国の身体語には目、耳、面、手など一音節の語が多い。 信濃路は今の墾道刈株に案思踏ましなむ履はけわが背[万3399…

「新訂 字訓 [普及版] 白川静 平凡社」 P19

あさる「漁、捜、求食」 鳥獣などが餌をさがし求める。転じて欲するものを探し求めることをいう。「淺す」と関係のある語であろうと思われる。水が退いて浅くなったところで、魚や貝をとることをいう。「あさり」は名詞形。 ぬばたまの夜は明けぬらし多麻の…