論語とコンピュータ(読み書きそろばん)

ちょっとずつ読んで、書いてみる

童子問 上巻 第三十六章

「宋の儒者は敬を第一としています。今、先生が忠信を以て第一とするのはなぜですか?」

「学問は誠実にあるのです。だから『忠信を第一とする』と言います。主の字と賓の字が向かい合っています。その心は論語を学ぶ人は、専ら忠信を以て第一としなくてはなりません。忠信を第一とすれば、その言動が普通で、突拍子もないところがないとしても、内面が充実することになります。一方で敬を第一とすると、矜持を大事にして外面を整えます。だから厳然と儒者のような外見にはなりますが、内面はどうでしょうか?誠意がなくなり、自己保身にはしり、ろくでもないことだらけです。いちいちあげつらって言うまでもないでしょう。だから忠信を主とすることが切実に大事なのです。」