論語とコンピュータ(読み書きそろばん)

ちょっとずつ読んで、書いてみる

「童子問」 第三章

童子問 第三章

「もう少し詳しく教えてください」

「五穀、というのを知っているか?天下の美食を論じていくと、五穀に極まってしまうんだ。八珍や醍醐と呼ばれるような美食でさえも五穀を常に食べるように食べるわけにはいかないだろう。そして五穀を食べなければ死んでしまう。美味はたしかにしばらくは美味しいけれど、これらばかりを食べていたら、病気になってしまう。昔の人は、変わった食べ物ばかり食べていると変わった病気になるといったものだ。論語の道というのは、つまりコメだ。これを世界中に広げ、未来に伝えて止まないことだ。患うべきは人が論語を知らないことだ。」

 

小言

急に五穀を知っているかなどと、「美味しんぼ」の海原雄山のようなことを言い出すのかと思ったが、安定の仁斎先生で安心した。

熱く熱く論語がすばらしいということを語る。

 

今日のことば

ここはなんとか読めた。