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「論語の話」 吉川幸次郎 第24回

第24回「怪力乱神を語らず」ーー人間の限界への洞察

・仁を欲し自らに求め続けなくてはならない。

・しかし他人が認めないこともある。

・人の己を知らざるを患えず、知られざるを患うるなり。

孔子は何度も自分自身の努力が必要で他人の評価に一喜一憂しないことをすすめる。

・人間の事もわからないのに鬼神の事や死のことはわからないし、祈るという意味ではキチンと正しい生活をして祈っている。

 

小言

他人からの評価が欲しくなるのは人の常であろう。

それでも反省を重ねるという孔子の態度こそが聖人たる由縁の一端かもしれない。

一方で、40にも50にもなって何の評判もたたないんじゃだめだとも言う。

そして、「オカルト」はダメだ。