読む/書く

ちょっとずつ読んで、書いてみる

「角川 新字源 改訂新版」P26

昔、台湾に行ったときに国父紀念館で、孫文についての展示をみるうちに号が「中山」であることを知った。

ただ、そのときは、いろいろ見て回るうちの一項目であったので、なんとなく流してしまったが、号が中山の理由には思い至らなかった。

 

「中山」ちゅうざん ①戦国時代の中山国。今の河北省定県。②琉球の別名 ③孫文の号。日本に亡命中、中山樵という偽名を用い、その後、号とした。

 

とある。なんと亡命中に、ユーモラスな偽名をつかっていて、その苗字部分をとったものだったとは。

どんな時も少しの笑いをわすれないことが、大事を為すための基本かもしれない。