読む/書く

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2021-08-10から1日間の記事一覧

第四回「新訂 字訓 [普及版] 白川静 平凡社」 P6

「明」「あかし」明るく、清く澄み通った状態。色彩を表す「赤」とは違い、「明」は光の感覚。「暗し」は対義語。「明かす」に対して「暮らす」がある。 窓は神明を祀るところであり、明がただ明るいという光の感覚だけでなく神明の徳、聖明の徳を示すのはそ…

「角川 新字源 改訂新版」P3

[一枝春]いっしのはる 梅の花をいう。南朝宋の陸凱の詩に「聊か一枝の春を贈る」とあるのに基づく。 一枝の春。なかなか良い感じだ。梅の花が咲くころはまだ温かくはないが、春が着実に来ているという期待感が芽生える。その感じそしてごつごつした梅の木…