読む/書く

ちょっとずつ読んで、書いてみる

「岩波国語辞典 第八版」P15

真理子の部屋へ~♪という中島みゆきの歌があった。

子供のころに聞いた時には、「あくじょ」というのは、支離滅裂で意味不明な行動をとる怖い人だと思っていた。なにしろ夜明けにはだしで電車に乗るのだから。

ちょうど、犬鳴村というホラー映画で何度も「この先日本国憲法通用せず」みたいな看板が踏みつけられているのや、緊急事態宣言が出ているのに川岸で宴会している人たちと同じ種類の怖さだ。何を言っているのかよくわからないので、理非を分かたず攻撃してきかねない。

 

書くにあたって聞き直してみた。

男に浮気されて、向こうから別れるように仕向けようとして悲しみ、苦しんでいる女の話だった。ホッとするところではないが、ほっとした。

 

あくじょ「悪女」① 心の良くない女。毒婦。 ②醜い女。醜女。