論語とコンピュータ(読み書きそろばん)

ちょっとずつ読んで、書いてみる

「角川 新字源 改訂新版」P8

[下剤]かさい 最低限度 げざい 大便の通じをよくする薬

どう考えても、この文字面からは、後者でしか思い浮かばない。

ネットやらでの「実用」を主体に考える人たちからは前者の意など掲載する必要がないと思われるのだろう。辞書にこういう語を載せておく必要というのは、むしろ紙の出版物が減少している現代だからこそ高いと思う。

 

紙に刻んだ文字というものは、物として残るので前提となる技術要素が少ないが、

私の駄文のような文章は、電気があり、電子計算機があり、ネットワーク技術があり…という様々な前提がない限り人類が滅びたのちに顧みられることはない。

私は後世に何か残すことができるのだろうか。