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あかでんしゃ「岩波国語辞典 第八版」P11

近頃は電車にあまり乗っていないので、最近の状況を知らないが、かつて、終電には変わった人が乗っていることが多かった。

知人が見たという、満員にちかい終電で、英字新聞を読みながら、缶入りのレモンサワーを飲みつつ、サンドイッチを食べる紳士というのも、なかなかの逸材だと思うし、私が見た、網棚に寝転がるコーカソイドというのもなかなかの変人っぷりだと思う。さて、この終電に関連する語として、こんなものが出ていた。

 

あかでんしゃ「赤電車」 市電の終電車。行先標識などを赤くして出す。そのひとつ前のは青い印を出して青電車という。路面電車が激減してほとんど見られなくなったが、この習慣は一部のバスに引き継がれた。

 

 

赤いのは終バス。昔住んでいた場所の路線バスはそうだった。

そして、今のところに超す前のバスは深夜バスで料金2倍のときは赤表示だったと記憶している。あの風習は市電の時代からの伝統だったとは知らなかった。