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「論語の話」 吉川幸次郎 第11回

第11回 政を為すに徳を以ってす

孔子の政治は道徳による政治

・篇名の付け方は最初の小の初めの2字を取って、雑多な内容を扱っている。

 内容は自由に動き回っているので、為政だからといって政治のことだけ書いてあるわけではない。

・刑を以て政をすれば、かいくぐろうとする。徳と礼を以て行なうべき。

・君子の徳は風、小人の徳は草

老子荘子は政治を低く見た。植物的自然と価値の否定による秩序の不尊重

孔子は人間は文明の生活をしてこそという文明主義だが、老子は絶学無憂。

 

小言

理解に飛躍があるかもしれないが、昨日の問いに対する動きがみえてくる。(答えは見えない)文明や学びを拒絶する老荘思想との対比で何かを見せようとしているのだと思われる。(あとで追記しよう)

老子との話は次回にさらに続く。