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世界的投資家ウォーレンバフェットはAIをどう考えるか(BRK.A株主総会より)

バークシャーハサウェイのCEOであるウォーレンバフェットと副社長のチャーリーマンガーが2023年時点の年次総会でAIに関する考えを述べた。

要点は以下と把握(間違ってるかもしれないし、これを元に投資の判断に使えということではなく、投資家がAIをどう見ているのかという個人の関心に基づくものである)

 

マンガ―氏

・中国のEVメーカーBYD社の工場をみれば、信じられないくらい大量のロボットが作業をしているのを目にするだろう。ここからもロボットが世界に広まっていくと言えると思う。

・私はAIには懐疑的である。古いタイプの知性がとても重要である。

バフェット氏

・(人間の)遺伝子に勝てるAIなんかない。

・AIは確かにすごいことができる。ビルゲイツがたぶん最新ではないけど、最近のもてきてくれて、すごかったよ。でも、冗談とか言えないんだよね。

・AIは法的な問題とかクリアできていないし。

・いろんなことができるが、気になることがある。

・WW2で原爆造ったのは仕方なかったけれど、次の100年を変えた。後にアインシュタインは、原爆は人類の考え方や、世界を変えてしまったと言っていた。AIはそういうレベルの革新にはなりえない。いろんなことを変えていくかもしれないが、人間の考え方や行動には影響を及ぼせない。

 

ビルゲイツは同社と関係性が深いにも関わらず、それでもなお、AIは大革新にはならず、人間の知性を第一にするという興味深い発言であった。

これをBRKは保守的過ぎると考えるか、それともAIなどただの通過点でしかないと捉えるか、それは聞く人次第であろう。

 

元の発言は以下より

www.cnbc.com

 

知性なり、萬世不易の知を得なくては、投資などなし得ないだろう。

論語などを読んでみるのも一興かと思う。

 

homecooking.hatenablog.jp