読む/書く

ちょっとずつ読んで、書いてみる

「新訂 字訓 [普及版] 白川静 平凡社」 P37

あひだ「間」

物にはさまれた中間のすいているところ。ものの中間を意味する「あひ」に、指定語の「だ」のついた形。場所的な関係のみでなく、時間的にもその流れを中断する意に用いる。

 

梅の花折りてかざせる諸人は今日の間はたのしくあるべし[万832]

 

梅の花を手折ってかざしているみんなは今日の一定の時間は楽しいだろうね~

そういう感じだろうか。

なにか含むところがあるような、明るいシーンのような重さを感じる。

明日の事はわからない戦の最中だろうか。それとも、遠く異国に旅立つ直前だろうか。

何かありそうだ。