「岩波国語辞典 第八版」P13
このような社会情勢になる前、谷中で西洋菓子職人の店でチョコレートを買った。店内でディスプレイしてあるチョコレートの向きをちょいちょい整えに出てきた、高い帽子をかぶった難しい顔したおじさんが店名の職人さんだと思われるが、見えるキッチンの中では弟子たちが懸命にチョコレートを作っていたし、美味しかった。
その店も農家の次男坊みたいな名前をカタカナで書いていた。
どういうわけだか、近頃の西洋菓子職人たちは名前をカタカナで表記しがちなので、覚えにくくて仕方がない。あまり西洋菓子に興味がない身としては、不二家だとか、霧笛楼だとか、そういう名前の方がピンとくる気がするが、それもオジサンになってきている証左なのだろう。
そんな覚えにくいカタカナ名前の西洋菓子職人の奥さんで、私の血は赤ワインという名言を残された方がいたように思う。血がワインというと聖餐のことかとだいぶ大胆な発言をする方だなと思った記憶がある。
そんな赤ワイン、いろいろ飲んでみたが、あまり好みでないので、好き嫌いしかわからないが、どうやって作るものなのか、
「あかわいん」「赤ワイン」黒みがかった果皮のブドウを丸ごとつぶして発酵させて作る、赤い色のワイン。
ということである。
巨峰みたいなブドウを丸ごとつぶすのが赤ワインということだろうか。
身近にあってもあまり興味がないと知らないことは多い。