読む/書く

ちょっとずつ読んで、書いてみる

第七回「新訂 字訓 [普及版] 白川静 平凡社」 P9

「あがむ」「崇、重、奉」

重があがむと読まれることに驚いた。どういうことなのだろうか。

元重量をいう字である。重量のある事より重宝の意となり、崇重の意となる。

物理的なものから、次第に心理的な意味に字義が展開してゆくのである。という。

 

形式として家に神棚を設けて、毎日祀るうちに、そこが徐々に神聖な場所となっていく感覚に近いものであろうか。

 

ここまで第X回と記載してきたが、複数の辞書をクロスして読んでいること、また回数を記録することにあまり意味がないと私自身が思い出したことから回数の記載は今回までとすることにした。次回からは回数表記なしでいく。